

11月3日の朝からお昼までは、三隅・常福寺さま。 その夜から4日のお昼までは益田・明顕寺さまの報恩講にお参りし内陣出勤。
今日、5日は弥栄・勝龍寺さまの報恩講へ布教のご縁を頂き参上。
それぞれのお寺に手間暇惜しまぬ精進のお料理に 『 うちは これ!』 という特徴があり、『 これは 何ですか?美味しいですねえ。 』 と。 これも報恩講の楽しみの 大きなひとつ。
今日もその写真でも撮りたいところでしたが、我が寺ではないので ハシタナイ事と我慢しておきました。
みなさまに ウラヤミとシットの煩悩を燃え上がらせてはいけませんし。 ・・ね。
初めて寄せて頂いたお寺でしたが、本堂ご聴聞の空気がとても和やかなのは ご住職とお母上坊守さま、周布・専称寺坊守さま、大派 ・浄本寺ご住職が 最初から最後までにこやかに座りつづける事で、みなさんを 引っぱって頂いていたからに違いないと思いながらお寺をあとに致しました。
ご勝縁、誠に 有難うございました。 美味しそうな地元のお土産も!
29日、当山報恩講勤修。
快晴、朝は本堂にストーブをつけましたが、日中は次第に暖かくなってくれました。
早朝より総代さん、お手伝いのご婦人方でいつになく賑やかな境内。
お勤め始まりの9時 30分前には、本堂内もにこやかな挨拶の言葉が溢れます。
遠近からの・・というか遠遠からのご参詣、誠に有難うございました。
ご講師の石橋泰範先生、『 80歳をこえたので 今年を最期のご縁に 』 とのお申し出があった時
『 さびしいですが・・承知いたしました。 ・・・・では、先生のお話の中の 《 一番いい 》 のをひとつお願いします。 』 と笑いながらに言うと、 『 ああ、わかった わかった。 』 と笑っておられました。
ご法話に< いい > も < わるい > も、一番も二番もないのは互いによくよく存じての上に交わす言葉。
さて一日で40分のお話を4回。
本願十八願文の単語文言を黒板に書きながら、終始そのことのみ。
『 最近のお話は笑いを交えてわかりやすいのが多いそうですなあ。
あんたの話は難しいから、もう少し聞き易い話をしてくれ・・・言われるんじゃが。
わたしには、出来んのですよ。 すんませんのお。 』
有難うございました。 《 一番いい 》 の、確かに頂戴いたしました。
23日・周布 専称寺さま、25日・矢原 安楽寺さま 報恩講にお参り。今年も島根に報恩講シーズン到来です。
29日は当山・西蓮寺 報恩講。 ご講師は、浜田・旭町・光西寺 石橋泰範師。
ながらく2年に一度お願いしておりましたが、『 年とって来たので今年で最期にしてくれ 』 と何度も念をおされたので、お迎えするのは今年が最後の先生です。 ( そう言われてから2年は引っぱりましたが・・すみません。 )
今日は朝から準備・掃除・掃除・掃除・準備・・・・。
この山寺は圏外なので、携帯もつ事なく 落ち着いて?掃除に専念 。
古来、法座の度に 《 フレ書き 》 を 4km圏内に10枚ばかり貼らせて頂いていますが、最近は 公の掲示板には貼ってはいけないとの < お達し > があり、貼れなくなった場所もあります。
永く、永く各寺院の法座案内が貼られてある事がごくあたり前の様にあった事は、希有な事だったのでしょうか。
みなさんの生活の中にしみ込んでいた事が、そうではいけなくなってしまいました。
ひょっとしたら、あの お寺の法座の案内状が 公の場所に貼られている事を 苦々しく思って見ておられる方もあったのかも知れない・・・と 少々の反省もしながらも・・・・しながらも・・・。
路傍の古びた掲示板。
良い味でてますでしょう? < 書 > には目をつぶって頂いたとして。 雨風うけて、いい味でてます。