はや5月。
三日後の21日には降誕会の法座を迎えます。写真を見ながら春を少々振り返ります。

4月8日、永代経法要。益田市匹見の善正寺・斉藤友法師に初めてご来講頂きました。

マイク要らぬ程の大音声にて勢いのあるお話しぶり、有難うございました。


4月末 今年はまだ咲かないか、と思っていた境内の白藤の花。5月8日にはすでに盛りを過ぎていました。 今年は少々房がさみしい様な。2年前の写真と見比べて思います、「 二度も倒れた老木、一年一年が勝負よなあ。  咲いてくれただけで泣けてくる 」 

(2年前の勇姿です)

わたしが居ない時に何日も通って裏山を切り開く作業を続けて下さっていた「森の妖精」か「緑の小人」。  見つけました、いや 出会いました。
渡邉春巳総代でした。  何とも難儀な作業現場、誠に誠に有難し。  は~!と思う位すっきりしてきました。  降誕会お参りの方も驚かれるでしょう。






2025年、新しい年を迎えました。
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

「 おばあちゃん 何になりたい? 孫がきく 」

ラジオCMで流れてきました。
クスッと笑いながら聞きましたが、その後 何日経っても思い出されます。

「どう答えるのがいいかなぁ」・・色々思案してみます。


思わぬ方向の答えが浮かんできました。

また、本堂で お話しますね。  合掌

またまた長らくご無沙汰いたしてしまいました、ここに於いて。
4月、例年通り8日に永代経法要を勤めさせて頂きました。ご講師は2年ぶりに広島・永光寺の永光聖法師にご出講いただきました。
いつもながらに、柔らかくゆったりとしたお話ぶり。お声がまた良いので短い詩を読まれると独特の空気が生まれます。おそらく他の方が同じ詩を読まれても思い浮かぶ事は全く違うでありましょう。  一日お話を聴聞する時間は、その離された内容のみならず多くの出来事やお話を今一度思い起こさせて頂いたことでございます。

この永代経に間に合うようにと手くばりいたしておりましたが、ギリギリ間に合いました。庫裏でのお斎用の椅子テーブルセット、30人用。

座布団に座って頂いてのお昼食でありましたが、年々足に難儀をされるお方が増えて来て何とか楽にして頂ける椅子とテーブルを揃えたいと思っておりました。いささか費用がかかるものでジワリジワリと先送りになっておりましたが、こころあるお方々の永代経懇志を基金として揃える事が出来ました。

座敷に入られて「お~!」という皆さまのオドロキと喜びのお声。嬉しいお声です。

台所もこころなしか華やいでいるような。


さて、5月21日は降誕会。
午前はお勤めと法話ご聴聞、午後の半分は例年通り「お祝いお楽しみ会」を。さて今年は何をしようかと以前より思案を重ね、「ペットボトルボーリング大会」。

前もって百均で購入しておいたのは、「ビニールボール」「射的ライフル」カラフルな「マスキングテープ」「大きめサイコロ」、そして景品は本願寺前にて購入「お香」(京都の叔母よりの手作りアームカバーも多々)。前夜に空きペットボトルをデコレートして、ボールころがしてみたり吸盤飛び出す射的ライフルで撃ってみたり・・。

で。
順番に前に出ていただいてまずはサイコロ、出た目によって挑戦回数決まります。ついでにその目の数ほど住職から質問インタビューあり。「得意料理は何ですか?」「好きな言葉、座右の銘はなんですか?」「帰れるとしたら何歳に帰りたいですか?それはなぜですか?」「食べられるとしたら、最期の晩餐はなにを?」等、簡単な質問ですが みなさんの前に出てマイクを向けられてのインタビューには中々緊張あって面白く味わい深く、実に和やかに笑いに包まれた会となりました。  聞いてみないと知りようの無かった一面をお聞かせ頂き「は~そうですか。」と。お聞きしてみて良かったです、憶えておきますとの秀逸なお答えも。

本堂笑顔にて、聖人のお誕生を喜ぶ一日を頂戴いたしました。  拝

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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