勤修。

29日、当山報恩講勤修。
快晴、朝は本堂にストーブをつけましたが、日中は次第に暖かくなってくれました。 

早朝より総代さん、お手伝いのご婦人方でいつになく賑やかな境内。

お勤め始まりの9時 30分前には、本堂内もにこやかな挨拶の言葉が溢れます。
遠近からの・・というか遠遠からのご参詣、誠に有難うございました。

ご講師の石橋泰範先生、『 80歳をこえたので 今年を最期のご縁に 』 とのお申し出があった時
『 さびしいですが・・承知いたしました。   ・・・・では、先生のお話の中の 《 一番いい 》 のをひとつお願いします。 』  と笑いながらに言うと、 『 ああ、わかった わかった。 』 と笑っておられました。

ご法話に< いい > も < わるい >  も、一番も二番もないのは互いによくよく存じての上に交わす言葉。



さて一日で40分のお話を4回。
本願十八願文の単語文言を黒板に書きながら、終始そのことのみ。

『 最近のお話は笑いを交えてわかりやすいのが多いそうですなあ。
あんたの話は難しいから、もう少し聞き易い話をしてくれ・・・言われるんじゃが。
わたしには、出来んのですよ。  すんませんのお。 』 

有難うございました。     《 一番いい 》 の、確かに頂戴いたしました。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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