『 ・・・やられた・・。』

朝、本堂に入ってショック。  君がいる事は知っていました。  昨日天井裏からゴソゴソ音が聞こえていました。  キーキーという子供の声もしていました。  子育ては大変でしょう。

 だからと言って、お供えの < リンゴ > を夜中の持って行くのは どうでしょう?     しかも 2個。
  ミカンは蹴落としていましたね。 きらいですか?
  なにより、天井裏に駆け上るのに お扉の障子を破りまくるのは いただけません。 これを駆け上ったという事は、あの大きいリンゴを手で抱える訳にもいかず おそらく口に咥えたんでしょう?
   その大変さは よくよく分ります。   4年前にもやりましたね。   網で穴をふさいだので 大丈夫と思っていました。 徒労でしたか・・・。

 ただでは申し訳ないと思ったんでしょう?  内陣と外陣に 3ヶ所 < うんち > を置いて行きましたね・・。
         お礼のつもりですか?      ・・いりません。

君は、悪い事をしているつもりはない事はしっています。
      どうですか、・・・・・ゆっくり 話し合いませんか?

 出てきなさい・・。       『 出てこい! こら~! 』

 

昨日、 100人の参加者の方々と 一日をご一緒致しました。
昼食を頂いた後で、ご意見・ご質問の書かれた用紙を頂きました。

 20ヶ寺の坊守さまとご門徒さまです。 参加に初めて誘われてきました・・という若い( おそらく・・)お方も何人もおられました。
『 お寺のお話って こんなに笑って聞けるものとは思いませんでした。 (笑) 』  

  そうですか、よかった。  この日を縁にそれぞれのお寺の土を踏んでいかれる事を願いながらいましたから・・。

 午後は、頂いたご質問をふまえて 40分のお話を2回。  どうだったんでしょう?

 事前にテーマをいただいていました。 ≪ お寺も家庭も聞法道場ー身近なかかわり合いの中で ≫ と。
それを受けて 色々考えて、
     ≪ ひとり と ひとりぼっち ≫  をわたしの中のテーマにしてお話したつもりです。

 みなさんのお顔を拝見するかぎり、お互いいい一日であった様な・・・・ですよね!

 そして 今日は 西蓮寺総代会。 お集まり、話し合い、ありがとうございました。 明後日の永代経法要にむけてのお掃除もして頂きました。  
     今年度も よろしくお願い申し上げます。 ( 深深と礼 ) 

昨日は大変な大風と豪雨の中、中国道を走っていました。
何度も襲われる 車が浮き上がるような感覚に、ヒヤヒヤものでした。   浜田に着いてしまうと、もうそのピークは過ぎていて 夕日まで見る事ができました。  安堵感からか、やけに美しく見えてしまいました。

 今日は三隅組の< 組会 >、明日は益田の専龍寺。   初めて寄せていただきます。
大谷派寺院で、組の < 同朋婦人の会 > ・・仏教婦人会・・のご縁です。

 昼からは、午前のお話を聞かれた上で皆さんから質問のメモを頂き、それをもとに お話を・・・との事。

 どんなご質問があるか楽しみです。 ホントですよ。

     きっと、わたしの学びの一日にさせて頂けるにちがいありません。   さあ、栗山!
                   はりきって 行って来い!

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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