娘の嫁ぎ先、広島・永光寺さまにて報恩講のご縁。
  
広島別院すぐ隣りに住んでいる若夫婦の部屋に前泊・後泊。  心身共に準備万端 (?) で臨みます。

 整えられた本堂では、≪ 若坊守の父親 ≫ と言う事もあってでしょう、ホームアウェイで言うなら なんともホーム感溢れ温かく迎えられている空気を感じながら お話させて頂きました。  ありがとうございます。
 お参りの皆さまとご一緒に頂いた ≪お斎 ≫、美味しかったですねえ。  赤ちゃんを抱いて、ずっと聴聞頂いていた若きお母さんの姿も印象的でした。

   先生を招いて一時間500円で ≪ お寺でヨガ ≫教室も開いておられるんですねえ。 色んなご縁でお寺の土を踏んでもらう・・・スバらしい!

 さてさてこの度のご縁、ご住職・坊守さまには 心のこもったご接待頂戴いたしました。  深く御礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。  そして、若夫婦さまにも。    楽しく楽しく 我が家のように過ごさせて頂きました。   いつまでも長生きしてくだ・・・・いや、間違えました。 いつまでも 仲良い姿を見せて下さい。             ありがとう!

 先日の ≪ 現代日本画の試み展 ≫ 大阪会場でのギャラリートーク。
様子を撮影してくれていたメンバーから画像が送られてきました。   ありがとう!  なんか、< 出来る男 >風で嬉しいのでアップしてみました。    ・・どうスか?

それでもって、この服。  ( 大事なポイントです、 言っておきましょう。 ) 10月の誕生祝いにと、家内と息子がプレゼントしてくれたモノに初めて袖を通してみました。

                 どうスか?
・・・・・ポーズも 『 どうスか? 』 で。

              

 12月に入りました。 今日は土曜日という事もあるのでしょうか、京都の街中 朝から観光バスや車でいっぱいです。  朝9時、東山五条の大谷本廟も駐車場・受付もすでにいっぱい。

 初めてのご縁のご家族の法事です。  西蓮寺が近ければ本堂でお参り頂けるのですが、470kmは ちと遠く。   予約しておけば、ここ大谷でお勤めの部屋をお借りできると聞きまして。  10数人の部屋から、100人収容の部屋までお借りできます。  華も立てられた静かな仏間でお勤め、お話。  お念仏のしみ込んだ大谷の山でのお勤め、参拝の方にも喜んで頂けたのではないかと・・・・。
 自宅以外でお勤めを、と言われる方には是非ご紹介致したく思いました。

 今日のお勤めは四十九日法要。   命日から49日目のお勤めです。     < 命日 >・・・・。
< いのちの日 >なら 命恵まれた誕生日を < 命日 >と言ってもいいのではないかと思っていた事もありました。   なぜ、この世界からいのち尽きる日を < 命日 > と言うのか・・。

 しかし仏法を学ぶうちに、この日こそ < 命日 > と呼ぶべき日と感じられてきました。

新聞で亡くなられた人の記事を読むのとは違い、近しいひとの < 死 > に接する。  氷より冷たい肌に触れ、出て来た真っ白い白骨を見て 『 ああ・・ひとは本当に死ぬんだ・・。 』 と思い知らされる。
亡き人が身をもって 『 かくのごとし。 』 と、教えて下さる日。  日々暮らす事をあたり前と思っている私に ≪ いのち ≫ を考えさせられる日、< 耳を開かされる日 > こそ、いのちの日 < 命日 > というのでしょう。

 今日の日は < 命日 > の大事な日となったでしょうか。
   

 

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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