一昨日29日の夕方、西蓮寺に走り着く。 一夜明けご法事に。
ご門徒の尽七日法要( 満中陰法要 )。  初七日・ニ七日・・等の七日参りの全ては私がお参り出来なくても、法要だけはどんな日であっても仰る日に必ず参ります、と申しております。
 申し訳なくも京都での動かせない用事があっての事ですが、せめても・・と。

 30日午前9時から≪ 三部経 ≫( 仏説無量壽経・仏説観無量壽経・仏説阿弥陀経の三巻 )のお勤め。 その後車で移動し、お墓に納骨。 お家に帰ってみなさんでお食事。
     お寺に帰って着替えて午後3時には走り出ました。

 途中、高速道路のS・Aで目に留まる 『 しじみの味噌汁 』。   
    なになに・・一杯でしじみ100個分!  よく分りませんが身体によさソウ。
       ( 踊らされている様な気もしますが。 )
   一杯70円・・よし、身体元気維持の為 ここはひとつ買っておこう。 

 たまに色んな 『 しじみスープ 』 試してますが、大抵ミョウな甘さが気になって・・。
    これもあまり期待せず今日のお昼飲んでみましたが・・・・・う、うまい! 美味しい。
          さすが、島根産!
     これで元気に呑めそうです! ありがとう、しじみ100個分。   ・・あれ?

 朝刊に< 日本の七ニ候 >との言葉を見つけました。
春夏秋冬と一年を四等分した< 四季 >。
ニ十四等分した< ニ十四節気 >。  ( 立春・大暑・夏至・・等ですね。 )
   そしてまだ、七十ニ等分した< 七十ニ候 >という季節があります・・だそうです。
         そうですか・いや~知りませんでした。  お恥ずかしい。

 少々調べてみますと、今時分は おそらく 『 半夏生 』 ( はんげしょうず・・ず、がいるみたいですよ。 ) の頃。
 烏柄杓( からすびしゃく )という薬草が生える頃だそうで。 この草の球茎を漢方薬で < 半夏 >と言うんだとか。     へ~・・。
 また一説には、ドクダミ科の植物 < 半夏生 >が半化粧する頃だとも。  ( 葉の花に近いところが白くなり目立つので、半化粧・・・半夏生。)  

  ・・へ~。   ・・・ややこしいわ!

 あれですかねえ。 手紙の冠、『 ・・・の候。 』   今時分なら 『 半夏生の候。 』 と書いてもいいんですかねえ。      違うんでしょうねえ、これは。   どなたかご教示を。

 21日は三隅組≪ 総代研修会 ≫に出席参加。 講師に鹿足組・朋澤智弘師を招き、テーマ『 仏事の意義と心得 』の基調のお話。 午後、僧侶・総代まじり合い5班に分かれ、それぞれが思う所を話し聞きあい・・・・。    

 70人位の参加でしたでしょうか、出てくる話題は共通している事が多いのですが、一日で終わるはずもない学び。 これから、場所・会のかたちを変えても問い合う機会が重ねられる事でしょう。

 雨の一日、三隅・河内・西方寺。 
山門をくぐってすぐ目の前に池の < 水蓮 > が出迎えます。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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