9日、浜田道・旭ICを降りて青々とした田んぼを眩しく眺めながらしばし走り、都川・林蔵寺へ。
以前も見上げましたが、やはり 山門 ≪ 鐘楼門 ≫ が立派です。
                     
 西蓮寺の簡素な門を見慣れているので、よけいに迫力を感じるのでしょう。 ニ階などひとが2人くらい住めそうです。
     『 このあたりのお寺の門は、割合 こんな感じですよ。 』  と、ご住職。

 掲示板の法座案内には、筆で大きく ≪ 半夏法座 ≫ と。
このあいだ書きこんでいた < 半夏生 > からの法座名なのでしょう。

     『 うちは昔から、この法座名ですねえ。 』 と、ご住職。
                     いいですねえ、伝統。

 7月7日、西蓮寺・夏法座 ≪ 安居会法座 ≫。
前日からかなりの雨、特に深夜は雷と大雨。
 夜が明け、なんとか上がったと思いきや結局、急な大雨・日差し・また大雨・・と不思議なお天気でした。 

 それでも山寺にとっては多くのお参りの皆さんと共に、一日をご一緒させて頂きました。

 蒸し暑さを少しでも和らげて頂こうと、お昼はご飯・野菜の煮物・酢の物のほかに、< そうめん > に < ところてん >。     いやあ、スッキリと美味しかったです。    ご苦労頂いたお方がた、ありがとうございます!  

 暑い夏の法座。  お釈迦さまの当時のインドを思いながら、< 釈迦十大弟子 >のお話から。
画に描かれた姿を目にしながらですと、より こころが近づきます。 扇風機はフル稼働していますが、聞くも汗・語るも汗。       

     ご参拝、まことに ありがとうございました。

 一昨日29日の夕方、西蓮寺に走り着く。 一夜明けご法事に。
ご門徒の尽七日法要( 満中陰法要 )。  初七日・ニ七日・・等の七日参りの全ては私がお参り出来なくても、法要だけはどんな日であっても仰る日に必ず参ります、と申しております。
 申し訳なくも京都での動かせない用事があっての事ですが、せめても・・と。

 30日午前9時から≪ 三部経 ≫( 仏説無量壽経・仏説観無量壽経・仏説阿弥陀経の三巻 )のお勤め。 その後車で移動し、お墓に納骨。 お家に帰ってみなさんでお食事。
     お寺に帰って着替えて午後3時には走り出ました。

 途中、高速道路のS・Aで目に留まる 『 しじみの味噌汁 』。   
    なになに・・一杯でしじみ100個分!  よく分りませんが身体によさソウ。
       ( 踊らされている様な気もしますが。 )
   一杯70円・・よし、身体元気維持の為 ここはひとつ買っておこう。 

 たまに色んな 『 しじみスープ 』 試してますが、大抵ミョウな甘さが気になって・・。
    これもあまり期待せず今日のお昼飲んでみましたが・・・・・う、うまい! 美味しい。
          さすが、島根産!
     これで元気に呑めそうです! ありがとう、しじみ100個分。   ・・あれ?

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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