やってきました、この季節。

お盆に帰山した時には、まだいらっしゃられなかった田んぼに 《 綾瀬はるか 》 が。
いや、 《 八重 》 さんが !      
勇ましくライフル銃を構えて スズメを威嚇しています。

今までの流れから、今年は 《 八重 》 さんだろうなあ・・と思っていたらやはり。   期待を裏切らないおじさんに拍手を。                

しかも今年は 《 綾瀬 》さんに似ているじゃないですか ! 

・・・・・これでまた来年のハードルを上げてしまいましたね、おじさん (笑)

昨日今日の2日間、《 三隅組講習会 》に参加させて頂きました。
ご講師に広島の 岡本法治師 をお招きし、『 真宗の救い ・ 往還回向 』 と題してご講義頂きました。
四十八願 中、第二十二願について 天親菩薩・曇鸞大師・親鸞聖人があきらかにされた( みちのり )を 丁寧にご講義下さいました。   なるほど、そういう事であったか・・・・。 と、今は・・。

この先も、頭の中に残っているお言葉と頂いた沢山の資料と書き留めたノートをもとに、ゆっくりこころを巡らせてみなければいけません。     有難うございました。

会場を引き受けて下さった < 西方寺 > さま。 
4回 の食事、宿泊のお世話に( 何日も前からの準備、清掃等も もちろん ) 住職・坊守さま・若さん・ご門徒の皆さまのあたたかさを タップリ頂戴いたしました。
本当に ありがとうございました。 毎年、夏に開かれるこの行事。
はっきりと記録に残ってあるのは 66回ですが、この度 ある老僧 の若い時の聞き覚えから、おそらく 1900年位から続いている会と知りました。           まさに、伝統。

西蓮寺は 2002年に引き受けて開催していますので、後 7~8年後に当番でしょうか。

きっとその年は 大変です。  いや・・・楽しみです と言わなければいけませんね。
わたしひとりが < あずって> も どうしようもありません。   ( ・・・・あずるってわかります? )

ご門徒のみなさん!   その時 どうか よろしく、 いつもながらの お力添えを!

以前からの知人、韓国の画家 《 朴 善花 》 ( パク・ソナ )さんの墨画。
高山地方のある神社に納めた画の< 原画 >軸装の依頼。  神社に納めたものは金箔上に墨で描いたとの事でしたが、これは シッカリした厚手の和紙に描かれてあります。   両手を広げるほどのかなりの大きさ。

寺院の装飾にも龍はよく描かれてあったり彫られてあったりしますが 、神社にある龍は意味合いが少し違うかと。  神社、特に稲作中心の地方の神社は 豊作を 《 祈る 》 場所との認識があるのですが、そうなると、< 水 >・< 雨 > の象徴 ( つかさどる? ) としての 龍 が大事にされている様に思います。

仏教では、仏法を讃え ・護るものとしてある・・・・・・と思います。    

それにしても、この夏の暑さと大雨の被害・・。

人間の思いどおりにはなりません ・・・・自然 も 。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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