昨日は午後、広島に走り一泊。 今朝走り出て、午後は益田市仙道にて < 明顕寺仏婦・巡回法座 > のご縁。
このところ毎年ご縁 を頂いていますので、随分お顔なじみとなりました。

会場の< お堂 > は薬師如来が安置されていて、地域のみなさんが昔からお世話されているとか。
1311年 ( 鎌倉時代 ) 作の立派なお木像です。
明顕寺さま、みなさまと ( 十二礼 ) のお勤めをしてから、仏法のお話・南無阿弥陀仏のお話を。  薬師さまの前でも阿弥陀さまのお話を。   布袋さまのお話まで出てきましたが、それをご縁に 阿弥陀さまのお話を。              後ろで ジッと耳を傾けておられる 薬師さま。

雨の降りしきる < 薬師堂 > の中に 穏やかな時が流れます。

5日、午前中 旭町まで走っての帰り。
久々に晴れわたり 海・空がとてもキレイ に見える、山陰線< 折居 >駅あたり。
波はあります。  そして、お寺に帰れば 一昨日から気にかかってある事が・・・・・。

《 イノシシ 》 です。
庭の苔を掘って掘って、掘りまくり・・。  また、やってくれました・・。

土の中のミミズを探しているのだそうですが、なぜ わざわざ ここを掘りにくるのか。
こんな庭をこんなに耕すなんて 今日、苔を直せば 夜中にまた耕しに来ます。 一度来れば暫く続けるのが、彼の作法と知っています。   いいですよ。  食べたいですね。  掘りなさい・・・。

・・・・・・       『 直して帰れ ! 』

9月4日、三隅・深山 《 浄蓮寺 》さまへ永代経法要のご縁で。
いつ訪れても美しく整えられたお寺。

控えの部屋からは山に向かっての庭と手入れされた蓮の池 。

の中、池に流れ込む滝の音が聞こえます。

いつも親しくして下さっているご住職・坊守さま・若さん< 寛ちゃん > ・若奥様。  あたたかく迎えて頂きました。

『 気持ちのいいお寺さんですよねえ。 』
『 ええ。 み~んな、お寺が好きなんですよ。
うちの子供なんかも帰ってきたら お参りに寄って・・・。
後で縁側で池を見ながら タバコを一服するのがいいんだ、なんて。
・・・みなさん、よくして下さいますから 来やすいんですよ。 』       

お茶の接待頂いたご門徒の奥様の言葉が残りました。 

ご法縁、有難うございました。  

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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