先日、日本画家の井上氏が自宅に仕事依頼に来てくれた時、お土産にと 《 チベット仏画 》 を。
日本の掛け軸の源流 を深く感じさせる 《 チベット・タンカ 》。 そこに描かれてあるのは実に細密な線。
これは、最近の方が描かれたものですが、ジックリ見ると描かれてあるものの ひとつひとつ が面白いです。 
どれも伝統に沿って あるのでしょうが、手にお持ちの器の中は < 海 > でしょうか?    海を大事に手にしておられるとしたら、『 その こころは? 』と お聞きしたくなります。   ( 水ですよ・・と言われそうですが。 )  翌日は、実に久々に

KIM・MIN氏 ( 私が島根・京都を往復するように、彼は日本・韓国を忙しく往復の日々 ) と会う予定。  いつかこの二人を会わせたい、きっと面白い話が聞けるであろうと思っていたので、井上氏も誘ってみました。

案の定。  面白い!       話は尽きぬ様子。                          私は黙って耳を傾けます。    たまにチャチャを入れながら。

『 ・・・次は、あの人とあの人を会わせてみよう・・・・きっと 面白い・・。 』  などと考えながら 夜は更けていきます。           

11月30日。 土曜日ですので秋観光の京都はひとで溢れております。
観光では無いにしろ大谷本廟も駐車場にすら中々入れません。 ご納骨のお伴をして参りました。

出会った事もない遠近各地から来られた方々、共通しているのは 同じお念仏を申し歩んでいる という事。   名字が違おうが・老少が違おうが・賢愚が違おうが・男女が違おうが・富貧が違おうが・善悪が違おうが ひとつ所で共に納められる お堂。   係りの僧侶がお堂の奥にご遺骨を運ぶ姿を見守る方々。 『 滞りなくご納骨、ひとつの安堵ですね。 』    『 ええ。 おおきな大安心です。 』 と。

夕方は、高校・美術部 の同窓生が京都に集まるというので待ち合わせの 四条・南座前へ。
こちらはまた大変な人出。    みなさん写真を撮っておられるので、ついついわたしも。 携帯で写真を撮る事に慣れていないので ピンボケ ですね。

少ししか距離は離れていないのに、華やかな世界と 落ち着きの世界。     見上げて しばし 黙考。

25日から西蓮寺。
数件のお参りと、3ヶ月ばかりここで作業している大阪の寺院の襖 の修復の仕上げ。  

12月初めに納める約束ですので、この度に仕上げて持ちださないといけません。  湿度の多いこの場所で十分時間をかけて作業しましたので仕上がりは大丈夫。   途中、ハプニングがあったのですが、それを何とかするのがプロっちゅうもんです! ( 誰にいっているんだか ) 

それにしても 今日の山寺の朝は寒し。   そして、夕方の ( 今も )  風の強い事。
夕方、海辺のお家にお参りしましたが 帰る時には台風並みの風に襲われ、坊主 アラレモナク、セミヌード状態で車に転がりこみました。  見て見ないふりをする通りがかりの人々のアタタカサ を感じます。

明日、大谷派寺院・三隅・正楽寺 の報恩講のご縁を頂いた後 そのまま京都に走りますが、天候の急変 中国山地の雪が心配です。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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