秋、京都。

11月30日。 土曜日ですので秋観光の京都はひとで溢れております。
観光では無いにしろ大谷本廟も駐車場にすら中々入れません。 ご納骨のお伴をして参りました。

出会った事もない遠近各地から来られた方々、共通しているのは 同じお念仏を申し歩んでいる という事。   名字が違おうが・老少が違おうが・賢愚が違おうが・男女が違おうが・富貧が違おうが・善悪が違おうが ひとつ所で共に納められる お堂。   係りの僧侶がお堂の奥にご遺骨を運ぶ姿を見守る方々。 『 滞りなくご納骨、ひとつの安堵ですね。 』    『 ええ。 おおきな大安心です。 』 と。

夕方は、高校・美術部 の同窓生が京都に集まるというので待ち合わせの 四条・南座前へ。
こちらはまた大変な人出。    みなさん写真を撮っておられるので、ついついわたしも。 携帯で写真を撮る事に慣れていないので ピンボケ ですね。

少ししか距離は離れていないのに、華やかな世界と 落ち着きの世界。     見上げて しばし 黙考。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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