お参りに寄ったお家で、私の祖父の書いた 未表装の六字名号に出遭いました。
西蓮寺十五世で、平成3年に 94歳で還淨いたしました。   70歳代に書いた様なので ほぼ40年間、大切にもっていて頂いていたわけです。  祖父とは親交深かった様で、仏間に未だ 祖父の写真を掛けていてくださいました。  <涙>

軸装を頼まれたのですが、嬉しい限りです。   父の名号は 何枚か表装してきましたが、祖父のは初めてです。
というより  <おじいさん…書いてたんだ~>  って感が。

この名号が掛け軸になリ、目にされる方が 何かを感じてくださり、また手を合わす微かな縁になって貰えれば 
表装坊主の喜びです。  京都にもち帰り 祖父らしく渋い裂地を選んで 楽しみながら仕事します。

遠く 広島・関西にでておられる方が仰います。  『田舎の暮らし 風景がなつかしいよ…』

半年前、テンが庫裡の天井裏に子供を産み 難儀しました。   イノシシはしょっちゅう畑を荒らし、庭の苔まで穿りかえし、親子のタヌキは猫と残飯の奪い合いです。  ヌートリアなるハイカラなものの目撃も聞きます。

そして驚くほど大きなサルが…!  お寺の裏の畑をゆっくりと歩いていました。あれほど大きなのは見た事がなかったので、まわりに誰もいないのがわかっていても 大声で叫んでしまいました。

     『サルだ~!!』
サルはこっちを振り向いて ゆっくりと頷きました。  <そう、サルです。なにか?> と言いたげに…

なつかしかったら、いつでも どうぞ。   お寺はずっと ここにあります。
  サルの歩いてた畑も 黄色く色付いてきました。








昨日から二人の客人が来られてます。この素敵なホームページをデザインし 運用できる様にしてくれた、京都の『マターズ』という会社の青年男性です。  <徳山君と村上君>
秋の西蓮寺の風景と お寺の歴史の取材に来てくれました。一回目夏には、徳山君と山口女史でした。みんな京都芸大をでていて、ちなみに 私のイラストは山口女史の作です。こんな風に見えてるんですね…

丁寧な仕事に深く感謝しています。  で、客人ありという事で 昨晩、三隅と鎌手から友人が手料理・お酒をもってかけつけてくれました。品々ありがとう! 男総勢5人 遅くまで語り合いました。
深夜、おでんの大鍋に おそらく不本意ながら顔をつっこむという、ダチョウ倶楽部を超える大技をやってのけた方…
大丈夫ですか?

さておき、お昼にお参りから帰ると 京都の二人が、母に頼まれたからかどうか 裏で黙々と包丁を研いでいました。
今頃は高速を走っているでしょう。  気をつけて! ありがとう。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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