おじいちゃん、久しぶり!
お参りに寄ったお家で、私の祖父の書いた 未表装の六字名号に出遭いました。
西蓮寺十五世で、平成3年に 94歳で還淨いたしました。 70歳代に書いた様なので ほぼ40年間、大切にもっていて頂いていたわけです。 祖父とは親交深かった様で、仏間に未だ 祖父の写真を掛けていてくださいました。 <涙>
軸装を頼まれたのですが、嬉しい限りです。 父の名号は 何枚か表装してきましたが、祖父のは初めてです。
というより <おじいさん…書いてたんだ~> って感が。
この名号が掛け軸になリ、目にされる方が 何かを感じてくださり、また手を合わす微かな縁になって貰えれば
表装坊主の喜びです。 京都にもち帰り 祖父らしく渋い裂地を選んで 楽しみながら仕事します。