言っておりました軸装展、本決まりにて いよいよ走りはじめました!
今日、会場ギャラリー ( 京都・烏丸四条近く、真宗本山仏光寺前 大善院内 ) 『 おてらハウス 』 にて 相談・打ち合わせ。 
 展示候補の軸装品をドッサリ持参し、( 那須恵斎氏の画や 本山淨書の先生方の書・ハンカチを軸装したものとかも・・。 ) 主の住職・坊守さまに見て頂きます。  もう日にちがあまりないので、さっそく DMの相談に。    パソコン上で自由自在に画を操る佐々木住職に提案して頂きながらの図。・・・・・
     お顔を出してはいけないかと思っていましたが、いいですよね。  ご紹介! お顔出しますよ。
そうそう、期間は 10月6日~10日 ・ 『 軸僧百景 -栗山知浩のしごと 』 ( 仮題 )

 で、そんなこんな お話させていただく内に
佐々木住職の 作品( 画 )を目にしてしまいました。
  『 いいですねえ! どうですか? このたび 軸にして並べましょうよ。 』   『 いやいや・・DM作りが・・時間が・・・ 』      『 いや、この軸にするのが と~ても難しそうな この画がいいですよ! さあ、栗山 どう表装する この作品!? って感じで。 しましょうよ。 挑戦をお受けしますよ。 』

 ・・・決まりました。 ・・・  決まったんですよ、ご住職。  作品 お待ちしております!


    

 
どど~ん!

横幅70cmの立派な仏さま。 < 説法印 >を結びジッと見つめる御眼差し。

『 ちょっと イタズラしたから来てみて。 』 と京都の ある老僧に呼ばれて軸装させて頂いたのが、2年位前でしたでしょうか?   今日、そのお寺に呼ばれ久々にそのお姿にお会いいたしました。   決して画の専門でない老僧の画に妙な( 失礼 )迫力が。    『 好きにアソンでみてくれ。 』 との事でしたので、チベット風に装しました。

 今日も 新しい< イタズラ >を お預かりしました。  『 これも 好きにアソンでくれ。 』 と・・・・・若々しいですよ、ご老僧。

 

 今日も台風の影響で一日中雨。  四国・岡山・鳥取とゆっくり這い上がり、紀伊半島などで大雨による災害が・・・・お亡くなりになった方も・・。

日照り続きの時には 『 台風でも来て、どっさり雨が降らんと稲がもたん・・。』 と言う声を聞いた事があります。
あまりに暑い日が続いて 『 台風でも来て、この暑さを吹き飛ばしてくれんと・・。』 と言う声を聞いた事があります。                   来そうだった台風が逸れて 『 幸いこっちは来んで 助かった。 』 と言う声を聞いた事があります。・・こっちに来なくても直撃された遠くのひとが泣いている時に。

この大荒れの海で 4人のひとがサーフィンをしておられました。 台風の波を待っておられたんでしょう。
    隣におられた海に生きておられるおじさんが ポツリ・・『 海の恐ろしさを知らんけえのお・・。 』

お寺の本堂の軒先に、直径20cmばかりの大きな 蜂の巣。 この雨の中羽を濡らしながらしきりに出たり入ったり。
 そして、何が降ろうが吹こうが 黙ってひたすら立ち続けている西蓮寺で最も長老の樹 < モッコク >。       





   今日一日、いろんなものを見ながら 頭を巡った事。
・・・・これぞ 取り留めのない < つぶやき > ですね。        

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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