8日、当山永代経法要が勤まりました。
 ご参詣の皆さま方、法縁の一日をご一緒出来ました事、誠に有難うございました。

 朝早くからお手伝い頂いて、お昼には美味しいお斎が並びます。 法中さま方にお出しする御膳は、須津の厚子さん・清子さんが色々に考え相談してすでに家から作ってきて頂いた品々も多く並びます。 法中さま方 『 美味しいですねえ 』 『 これは何ですか? 』 と大変喜んでいただきました。 法要が終わり、お世話の皆さまと写真を一枚。 そういえば昨年も撮りましたねえ。
   
いやいや皆さん。
  お寺での今日の写真です。   合掌しましょう!  その方がぜったいイイですよ!
                 

 昨日6日は早朝から、法要にむけての清掃に5人の門徒さまが汗して下さいました。
母の妹、田中和子叔母も一緒に。 一巻のお勤めを西蓮寺の永代経のご縁で、という事で数日前から泊りこみでお手伝い頂いています。

 お昼近くからは当山総代会。 年間報告、話し合い等。

 今日は渡辺総代が立花に来て下さり、仕上げの掃除・荘厳も整いました。 朝から雨。

 今年の我が寺の桜はほとんど花をつける事なく葉桜となっています。  裏山の梵鐘も雨の中、心なしかさみしそう。
                                     明日は賑やかに法要です。

 昨日開催の三隅組組会( 昨年度活動報告・収支報告・本年度予算案審議等 )に滑り込みで出席。  朝3時に京都を出て、走りに走り何とか間に合いました。

 お寺に帰っての午後と今日の午前中は、持ち帰った表装仕事。  午後は8日の永代経法要にむけて本堂のお荘厳。   ひと段落。

 ≪ 大往生 ≫!!    真宗大谷派の僧侶でもある日本画家の方の書。
「 一枚はこの裂地をつかって下さいね。 もう一枚はお好きにどうぞ。 」
       三種類のお手持ちの裂地を預かりました。    すべてインドの裂地、一文字のこれなんかは印金の古裂・・・・貴重なものです。 それにしても、おそらく私では考えつかない取りあわせ・・・先生の独特の美表現ですねえ。
      明るい往生です。    そうです、往生とは行き詰まる事ではなく、死ぬ事でもありません。  ≪ 生まれる ≫事でした。

 『 往生とは、大きな世界を生きる事 』 『 往生とは終わりの無いいのちを生きる事 』

 そして、わたし好みで表装するとこうなりました。   まわりが変われば随分印象が変わりますでしょう?

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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