昨日6日は早朝から、法要にむけての清掃に5人の門徒さまが汗して下さいました。
母の妹、田中和子叔母も一緒に。 一巻のお勤めを西蓮寺の永代経のご縁で、という事で数日前から泊りこみでお手伝い頂いています。

 お昼近くからは当山総代会。 年間報告、話し合い等。

 今日は渡辺総代が立花に来て下さり、仕上げの掃除・荘厳も整いました。 朝から雨。

 今年の我が寺の桜はほとんど花をつける事なく葉桜となっています。  裏山の梵鐘も雨の中、心なしかさみしそう。
                                     明日は賑やかに法要です。

 昨日開催の三隅組組会( 昨年度活動報告・収支報告・本年度予算案審議等 )に滑り込みで出席。  朝3時に京都を出て、走りに走り何とか間に合いました。

 お寺に帰っての午後と今日の午前中は、持ち帰った表装仕事。  午後は8日の永代経法要にむけて本堂のお荘厳。   ひと段落。

 ≪ 大往生 ≫!!    真宗大谷派の僧侶でもある日本画家の方の書。
「 一枚はこの裂地をつかって下さいね。 もう一枚はお好きにどうぞ。 」
       三種類のお手持ちの裂地を預かりました。    すべてインドの裂地、一文字のこれなんかは印金の古裂・・・・貴重なものです。 それにしても、おそらく私では考えつかない取りあわせ・・・先生の独特の美表現ですねえ。
      明るい往生です。    そうです、往生とは行き詰まる事ではなく、死ぬ事でもありません。  ≪ 生まれる ≫事でした。

 『 往生とは、大きな世界を生きる事 』 『 往生とは終わりの無いいのちを生きる事 』

 そして、わたし好みで表装するとこうなりました。   まわりが変われば随分印象が変わりますでしょう?

 30・31日と兵庫県相生市に行って参りました。
教證寺さまの別修永代経法要のご縁です。  ご住職・三輪さんとは数年来親しくさせて頂いております。
  初めて寄せて頂きました。整えられた実に立派な精舎。  お庭は掃き清められ、手入れの行き届いた庭木も見ていて飽きる事ありません。      炭火のあたたかさ・・・。    夜のお座にも沢山の方々、80歳になられる住職のお母様の出勤勤行の確かさ、夕食に頂いた牡蠣の大きさ( 相生名物 )、若坊守さま・妹さま・おばさま方の心からのご接待・・・感銘深い2日間でした。

 夜も感銘深く・・ おお!
地元姫路の限定純米吟醸に秋田の辛口ですか・・。  すばらしいご接待、痛み入ります!

 二日目午前中空いた時間がありましたので、「 折角の機会 」 と走り回りました。
峠を越えて赤穂へ。 川沿いの道を走りながら 『 ・・昨日の牡蠣・・大きかったなあ。 育てておられる相生の湾へ行ってみるか・・。 』    と、反転。

  『 造船の街だったんだ。 』
とか思いながら走っていてビックリ!    『 な、何だここは。 』

  ≪ 白龍城 ≫ ペーロンジョウ
      道の駅でした。   もちろんこのど派手な駅に立ち寄りました。

 そして、お寺に帰り午後の布教へ。    
   今回も、用意していた筋通りにはいきませんでしたが だからこそ。
わたしにとっても聴聞の二日間でありました。   何人もの方々ともお出会いさせて頂きました。                                                 
                 ありがとうございました。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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