新年を迎えました。 今年もよろしくお願い申し上げます。
年末に、元旦のお勤めは <朝 早いし、寒いし> 例年どうり お参りの方は無いでしょうが きちんと お勤めします・・・・と 書き込みましたが。
なんと!
なんと! 来てくださいました! それも 3人も!
か~~~~~~泣けてきます。
ホントに寒い朝でしたが、6時前に 色衣に着替えて 本堂でお明りをつけていると、 ガラリと戸が開き
『 おはようございます、おめでとうございます 』
と 来てくださったのです、なんの 前触れもなく。 もちろん 前触れなどいらないんですが。
それほど 驚いたって事です。 何十年も 無かった事なんですから・・・。
ご一緒にお勤めをし お茶を頂き、まだ ほの暗い中、雪をふみしめて 帰っていかれました。
本堂の縁に座り、後ろ姿の最期に 頭を下げました。 ありがとうございました。
午前中に お年始のご挨拶にきて下さったお方は 『 ホームページ見てますよ。 』 って言ってくださいました。
とてもとても 嬉しかったです。
夜には 元旦恒例、 姉家族が来てくれました。
義兄、甥、姪・・・・これぞ うちの正月! いつも ありがとう!
今日は 法事に行って参りました。 ご一緒にお勤めをした後、昼食を頂きながら出てくる お話が 深く
有難かったです。 いいお参り始めとさせていただきました。
と 言うことで。 とってもいい 年明けでした。 皆々様 ありがとうございます!
昨日 30日に京都から島根にむかって 車で帰ってきました。
大阪あたりの 帰省渋滞、姫路あたりの事故渋滞、浜田道での雪による渋滞で いつもなら6時間もあれば帰れるところを 10時間かかりました。
止まったり 動いたりしながら、長く続く 車の赤いテールライトを みながら思う事。
『こうなるのがわかってても、大変でも 面倒でも みんな 帰っていくんだ・・・』
たとえ 数日でも、 『 おかえり。まってたよ。 』 の声の聞こえるところが 帰るところなんですね。
慌ただしく 本堂の元旦準備をし、庫裡の掃除をし、さあ。
除夜会を 勤めるばかりです。
明日 元旦のお勤めは 朝6時からです。 寒く 早いので どなたのお参りもありませんが、今日 命からがら帰ってきてくれた弟と 色衣をつけてお勤めします。 母も一緒に。
皆様。 どうか よいお歳を。
押し詰まってまいりました。
おそらく ここでの 今年最期の大仕事として、< 佛言書集 > をフォトギャラリーに アップしました。
デジカメでなく、使い切りカメラで撮影していた頃の作品を 一枚一枚スキャナーでとっていく作業は、慣れない私にとっては なかなかの大仕事です。
まとめてあったアルバムから 外しながら 又、いつもの様に手を止めて シゲシゲと見つめてしまい遅々として進みません。 嫁にいく娘の 小さい頃からの写真の整理みたいなもんですか・・・・・。
『 いいや、そんな喩え あなたは使え無い! 』
と 娘に言われそうですが。 はっはっは~。
ともあれ、ひとつひとつの書に思い出があるもんです。
依頼された方のお顔も ほぼ 思い浮かべる事ができました。 今頃どうしておられるかな~とか。
宗吉一水という先生が 本願寺の淨書室におられました。
今年 引退されたのですが、90歳まで現役で書を書く仕事をされていたのですから スゴイでしょ。
随分色んなお話を 聞かせていただき、今でもたまに ご自宅に伺う事があります。
ある時 『 無遠慮必有近憂 』 と書かれておられました。
何でもお好きな言葉を書いて下さい、との依頼があってと 記憶しております。 『 お経のどこかにある佛教の言葉じゃないが、わたしは この言葉が好きでねえ。 』・・・・と 仰っていました。
遠慮する・の<遠慮>ですが、<遠くを おもいはかる>という事です。
< 遠くを おもいはかる事が無ければ、必ず近くに憂いあり > と。
目の前の事ばかりに 目をうばわれ・こころをうばわれて、損か得かに引きずられて走り回り、蹴つまずいて 壁に頭をぶち当てて 転んだ拍子に溝にハマって・・・・・・・そんな事ばっかりやって毎日が終わっていきがちの わたし
達です。・・いや わたしです。 ひとの事は見えても 自分の事は本当にわかりにくいです。
遠くの事を { 時間だけの遠さでなく、身の回りからはなれた所の遠さも。・・・関係ないって思う 遠さも。 }
おもいはかる事がなければ、その遠くに 困る事が起きるのではなくて、必ず すぐ 近くに 困る事が起きるもんですよ・・・・・って事でしょうか。
目先の事だけに引きずられず、広く 深く 物事を受けとめたいもんです、先生。