

一か月前でしたか、初めてお会いした ご婦人二人。 本願寺の職員さんの紹介で 本願寺で待ち合わせ。
額に入っていた ≪ 法名 ≫ を 三つ折りに仕立て直せるか・・との ご相談。
なんでも、お二人が慕っておられる 80歳を超えられた老僧の お父上・お母上の法名で、 『 どこでも持ち歩き 開いて 手を合わせられる様に、 三つ折りに仕立ててくれる表具屋さんを探して 頼んでほしい 』
・・と 老僧に依頼され、色んな方に相談され 私のところへ。
『 大事なものを やっと お預けできて、ほっとしました。 』
ご婦人方が 嬉しそうに仰っていました。 預かったのはいいのですが。
・・・ 屏風の紙番い仕様にする為 土台作りに 手間がかかります。
毎日、少しづつ 手を加え やっと 今日 出来上がりました。
いい出来に嬉しくて 沢山 写真を撮ってしまいました。
早速 ご婦人方に 連絡をとりましょう。
思うのですが、ご老僧。 お身体がすぐれないのではないかと・・。
たとえ 病院でも 開いて・立てて お父上 お母上を想って 手を合わせられる為に・・・・ではないかと・・。
思い過ごしなら いいのですが。
昨日から 京都で表具三昧です。
7月5日から 京都 ≪ ギャラリー マロニエ ≫ で開かれる、 『 第8回 現代日本画の試み 』 に出品される作品の軸装が中心です。
いつもながらの事ですが、画を見せて頂いた時・廻りの表装を想像した時・・・・ある程度 予想がつくものです。
しかし・・・実際に 裂地を付け廻したら 想像を 越えてしまう (もの) を目にしてしまう事が あるものです。 驚きであり、楽しみであります。 何作品かの全体像が 見えてきました。
そんなこんな している内に、午後に 表具裂地屋さんが、 以前 頼まれていた裂地は こんな感じですか? って 山程の反物を抱えて来られました。 ( ゴメンナサイ、買い上げたのは 一反だけです。 )
二人で コーヒーを飲みながら 色々会話する内に、 今 やっている作品を見ながらの お話になります。
『 これは スッキリしてますねえ。 』 『 ふ~ん、思い切っておられますが いいですねえ。 』 『 これ。 好きですよ。 』 『 これは まあ・・フツウですねえ。 』 ・・・( 表装の話ですよ )・・・・・・まあ、お互い 主観の話の オンパレードですが、長く 色んなものを 見て来られた方のお話は 参考になります。
帰られてから ひとり眺めて、また 手直しを・・。
途中経過の写真でも 載せたいところですが、いけません・いけません。
でも ご覧になりたいでしょう? 魅力ある 画の数々ですよ。 ・・・・・ いや、 いけません。