この6日間は 大変 忙しくしておりました。
島根の組内寺院の葬儀の < 会行事 > を勤めさせて頂き、その日のうちに 京都まで走り、本山や画廊で 人と会い、お参りもあり、表装も 屏風と グループ展の軸装に手をかけ・・・・・・・・・

 今日も 午前中に 大阪に走り、帰って 表装をひろげ・・今 ひと段落です。
少々 疲れて、 たとえるなら こんな感じでしょうか。

 
いい 疲れっぷりでしょう?
先日、最終電車での あまりの 見事さに 思わず 撮らせていただきました。
     乗り過ごされていない事を 念じました。

 そんな中、今日 軸装品を納めに行った 大阪の親戚。
『 お昼、一緒に食べて 帰ってね。 お寿司とるから。 』       と、おばさん。
   ありがたいです!      早速 電話されます。

『 00さん? 00です。 3人前 出前お願いしたいんですけど・・・ 』
   横で聞いているので、注文しにくいだろうなあ・・と思いつつ、なるべく 聞こえない風をよそおう 私。

『 上を 三人前 ・・・・・特上ってあるの?   そう・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃ、特上を三人前。 』

     すみません、横に 私がいたばっかりに。
『 いつもは こんなの 頼んだ事ないのよ。 』      わかってます わかってます おばさん。

 おばさんが 普段どれだけ辛抱しておられるか。   親戚って ありがたいです。  お蔭で 元気出して帰路につきました!  はりきって 働きます!

  一か月前でしたか、初めてお会いした ご婦人二人。 本願寺の職員さんの紹介で 本願寺で待ち合わせ。
額に入っていた ≪ 法名 ≫ を 三つ折りに仕立て直せるか・・との ご相談。

 なんでも、お二人が慕っておられる 80歳を超えられた老僧の お父上・お母上の法名で、 『 どこでも持ち歩き 開いて 手を合わせられる様に、 三つ折りに仕立ててくれる表具屋さんを探して 頼んでほしい 』  
・・と 老僧に依頼され、色んな方に相談され 私のところへ。

  『 大事なものを やっと お預けできて、ほっとしました。 』 

ご婦人方が 嬉しそうに仰っていました。        預かったのはいいのですが。

 ・・・ 屏風の紙番い仕様にする為 土台作りに 手間がかかります。
毎日、少しづつ 手を加え やっと 今日 出来上がりました。

    いい出来に嬉しくて 沢山 写真を撮ってしまいました。
早速 ご婦人方に 連絡をとりましょう。

 思うのですが、ご老僧。    お身体がすぐれないのではないかと・・。
たとえ 病院でも 開いて・立てて お父上 お母上を想って 手を合わせられる為に・・・・ではないかと・・。
                     思い過ごしなら いいのですが。

 昨日から 京都で表具三昧です。

7月5日から 京都 ≪ ギャラリー マロニエ ≫ で開かれる、 『 第8回 現代日本画の試み 』 に出品される作品の軸装が中心です。
 
いつもながらの事ですが、画を見せて頂いた時・廻りの表装を想像した時・・・・ある程度 予想がつくものです。       
      しかし・・・実際に 裂地を付け廻したら 想像を 越えてしまう (もの) を目にしてしまう事が あるものです。       驚きであり、楽しみであります。    何作品かの全体像が 見えてきました。

 そんなこんな している内に、午後に 表具裂地屋さんが、 以前 頼まれていた裂地は こんな感じですか? って 山程の反物を抱えて来られました。 ( ゴメンナサイ、買い上げたのは 一反だけです。 )

 二人で コーヒーを飲みながら 色々会話する内に、 今 やっている作品を見ながらの お話になります。
『 これは スッキリしてますねえ。 』     『 ふ~ん、思い切っておられますが いいですねえ。 』   『 これ。 好きですよ。 』   『 これは まあ・・フツウですねえ。 』 ・・・( 表装の話ですよ )・・・・・・まあ、お互い 主観の話の オンパレードですが、長く 色んなものを 見て来られた方のお話は 参考になります。
 帰られてから ひとり眺めて、また 手直しを・・。

 途中経過の写真でも 載せたいところですが、いけません・いけません。
でも    ご覧になりたいでしょう?    魅力ある 画の数々ですよ。  ・・・・・   いや、  いけません。      

 

 

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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