夏に < 日本画の試み展 > でご一緒した 画家の沖谷晃司さんと忠田愛さんが来宅。
 次回・来年も < 掛け軸 > で試みられるとの事、また 少しはかかわらせて頂けそうで楽しみです。

忠田さんは 作品を持参されていました。  折角ですので 反物ひっくり返して、裂地をご本人に選んで頂きました。  好まれるもの・目指されるところが はっきりされているので、絞り込みは実にスムース。
         そこから、悩みに悩まれます。   

前回の時より 悩まれたのではないですか?    裂地の選択肢も数倍に増えましたし、実際に作品を置いてみると イメージが湧きやすいだけに 余計に考えてしまいますよねえ。

 でも、楽しかったでしょ? 

 夢に出るかもしれませんよ、忠田さん。

『 うちはお寺だから、サンタクロースはこんけえのお。 ( 来ないからな ) 』       

そう言われた子供の頃を思い出す クリスマスイブ。  いまだに来ません、サンタさん。

それは兎も角、今日お参りに行ったお家では とても嬉しくお勤めさせていただきました。   ご主人・奥様・ご結婚された息子さん夫婦・娘さん夫婦に それぞれのお子さん ( ふたりとも今年お生まれ! )。     みなさま 穏やかに和やかにお勤め頂きました。        『 家族、向かい合う事は大事です。 そして、家族 同じひとつの方向に向かう事は、もっと大事です。 この家にあるお仏壇は その大事な方向ですね。 』

 なんて事を お茶を頂きながらお話。   聞いて下さっている目をとても嬉しく感じました。

 そして帰り際、奥さんが 『 どうぞ、お好きですもんねえ。 』



     伏見・斎藤酒造 英薫・純米大吟醸・・・・・!   去年も頂きましたねえ。  美味いですよねえ。  いやあ 奥さん、良いのをご存知ですねえ。

 そういえば、一昨日も何かのお礼にってふたりのお方が < いいモノ > 持ってきて下さいました。
昨日は、娘夫婦が晩御飯を一緒に・・と来てくれました。

 < 恋人がサンタクロース >・・・ならぬ、< 毎日がサンタクロース >でしたか・・。
      大勢のサンタさん、いつも ありがとう!

ある家に とある用事があって行きました。
可愛らしい犬 ( 柴犬? ) がジッとこちらを見つめています。
家の方が出て来られると、私に向けて急に吠え始めました。    コラ コラ。
   『 すみませんねえ、ウルサイ犬で・・。 』
   『 いえいえ、いい番犬になりましたねえ。 』

と言ったとたん、 『 痛ったあっ~! 』 

 ジャンプして太ももの後ろを ガブリ!   か・・かまれたあ~!

何が気に食わなかったんでしょう・・。   大抵の犬に気に入られてきたんですが・・何故 彼 (彼女?) は・・。

聞いてみたい。  わたしの何が気に入らないのか。  決して恨みませんから 話してみたい・・・。
    
     やっぱり この坊主は、こころの底が良くないのかい?  
                       

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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