春のお寺、まだ寒し。
しばらくご挨拶いたしておりませんでした。今日はすでに4月19日。
未だ新型ウイルス禍おさまり見えぬ中ではありますが、3月21日には彼岸法座、4月8日には永代経法要を開座いたしました。 マスク・消毒・換気・黙食。 肌寒い山里では、梅と桜とレンギョウが揃って。
お彼岸と永代経ではお斎お昼食の姿はかなり違います。 永代経は塗のお椀にて。当寺にては年7回の法座のうちで永代経と報恩講の2回に塗のお椀が登場いたします。
早朝よりの台所お世話方の皆さまへの感謝、毎回深々と。
お勤め聴聞第一ではありますが、お昼に皆さまと同じ場で同じものを頂く事、有難いことでございます。今は黙食せざるを得ませんが、早く以前のように楽しく会話しながらの時間を頂きたいものです。
永代経法要のご講師には広島市の永光寺・永光聖法師に4年ぶりに出講頂きました。
お人柄溢れる穏やかなお話しぶりに時間短く感じました。 「大丈夫」のお話がこころに残ります。お話しを聴かせて頂きながら私の中の様々なものが出て来て、想い巡らす貴重な時間を頂戴いたしました。(『わたしは大丈夫だ』というひとほど危ないですね)
4月8日、境内の白藤の様子をうかがうとまだまだ何事もなく老木の姿で立ち尽くしているばかり。 どうでしょう、はたして今年も白い房を見せてくれるでしょうか。
西蓮寺十七代住職釈知浩 古書画保存修復師
山に囲まれ狸がお参り・・・
そこにあなたも仲間入り・・・
ようこそ ようこそ。
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