法要準備の毎日。

いつの間にか夏は過ぎ彼岸も過ぎ、秋も深まりつつあります。
今月10月29日は、当山厳修親鸞聖人七五○回遠忌法要。いよいよ近づいてまいりました。

昨年から少しづつ準備を始め、総代・役員の方々と何度も話し合いを重ねてまいりました。この夏すぎには記念事業としていた「 外トイレ水洗化 」も完了し 「 須弥壇納骨設備 」も整いました。 かねてより本堂外陣での椅子が少々足りないと思っていました。座布団に座ってご聴聞の方は少なくなってきて30脚の椅子では足りないと。以前から、「椅子が良いが、この高さの椅子は私には・・」とのお声を聞いていたので少し高めの3人座りのベンチタイプのものを6脚揃えました。 普段のお座はこれで十分かとおもいますが、今度の法要には果たして何人くらいの参拝を頂けるかと。 お昼食をお弁当にすることに決まったこともあり( この度は普段台所お手伝いの方にもなるべく本堂にて法要・ご聴聞に会って頂きたいと )、ご門徒さま有縁のお同行さまへの案内状に葉書を同封し参拝可否のお返事を求めたところ、なんと今日までに100人を超すお申込みがありました。 有難い事です。 「 ご院家さん、チラシのようなもの作んさいや。 わたしらが人に勧めるのにあった方がええ。 」とのお言葉をうけて作成しました。その方々が、初めて西連寺にお参り下さる方を何人も連れてきて下さる、その人数もあります。  有難い事です。
娘が嫁いでいる広島の永光寺さまからも、遠方ご住職坊守さまはじめご門徒さま計8名で参拝頂けるとの事も。  有難い事です。 もったいない事です。

参拝の方々への参拝記念品の準備もほぼ整った昨日。出勤法中ご住職方の記念品にとすすめていた品を日本画家さんが届けて下さいました。 法要儀式に手にする「中啓」という扇、この度は一枚一枚同じ絵柄のものが無いように手描きで描いて頂きました。 まづ平面に画家さんに描いて頂き、それを扇子専門「遠藤」にて折って頂き、 画家さんの手直しがあって骨を入れて完成。  見事!   蓮美しく、朝顔清々しく、子牛可愛らしいですね。 世界でひとつしかない「 中啓 」です。  そして、もう包みましたので何方にどの絵柄が行くか私にもわかりません。 ご本人方に手をのばしてもらって選んで頂きましょう。  開けて出会ったところが、ご縁。   ご縁。 

西蓮寺十七代住職釈知浩   古書画保存修復師

山に囲まれ狸がお参り・・・
そこにあなたも仲間入り・・・
   ようこそ ようこそ。

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