≪ 変わらない場所 ≫。
気づけば実に長い間、更新しておりませんでした。 年間法座の様子の写真もアップせずにおりましたが、当山今年最後のお座・10月29日の報恩講 ( ご講師は三隅・深山の浄蓮寺、早川顕之師 ) も皆さまと勤めさせて頂きました。
ほぼ食事の写真を見ながら苦笑しつつも思う事。
『 数年間のお座の写真、どれも同じようでアップしてあっても見るお方あるんだろうか・・。 』
チラとそんな思いもかすりはしましたが、「かわりばえ」しない事こそ素晴らしいこと、有難きこと。
日々どころか刻々と変わり続けている中にあって・・。
「 お寺でのお話はいつもかわり映えしなくて面白くもないという人もいるが、変わらない話を何度も聞かせて頂くのが聴聞であろう。 」 と聞かせて頂いた事がありますが、その通りでしょう。 人により時によりコロコロ話が変わるようでしたら、それは既に仏法ではありません。 変わるわたしを映し出して下さる鏡。
かわり映えせずお集りに見えるお方々も変わっておられないひと時はなく、様々な出来事と出会いの中で身も心も変わり続けておられ、その中で怨親超えて共に出遇う倶会一処の場に身をおいて下さっています。 [ 変わらない場所 ] のある事の尊さを思います。 そういう場所であり続けたいと。
初秋、今年も恒例の「 大河ドラマ案山子 」が出現していました。 ≪ 真田丸 ≫、真田幸村。
例年スズメを追い払いつつも、その役目を終えたら去っていましたが、今年は・・。
< ツワモノどものユメのアト >
おじさん。 洒落てますね (笑)。 いや、メッセージ。深いですね。
西蓮寺十七代住職釈知浩 古書画保存修復師
山に囲まれ狸がお参り・・・
そこにあなたも仲間入り・・・
ようこそ ようこそ。
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