何思い、見つめる。

数年前に出来ていたのは知っていましたが、一度も行ったことはありませんでした。 
『 え~京都にいるか? 』  『 はたして、ひとが行くか? 』 ・・・などと言われていましたが、中々好評のよう。
どちらかと言えば盛況との噂を耳にしていた今日この頃。

縁あって行って来ました  《 京都水族館 》。 
子供が小さい時、どこかのに行ったきり実にひさしぶり。  いや、いいもんですねえ。 

いくらでも見つめていられそうです。 クラゲ水槽など、一家に一槽 欲しいくらいです。 

山や川の流れ、草花を見つめ続ける時のように、初めは目にするそれぞれの事を考えていますが、そのうち頭に浮かんでくるのは様々な事。   昨日の出来事・会話、遠い先の予定・・。

まさに自分の中の自分との対話 。 ひとを目の前にしていては出来ないことです。 
《 我 》 のないものを相手にしているときにこそ、わたしの 《 我 》 が知らされます。

それにしても クラゲ。    きれいですね。 

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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