《 第12回現代日本画の試み展 》。

《 第12回 現代日本画の試み展 》。大阪会場の壽光寺さまに行ってまいりました。第8回から携わらせて頂いておりますので、今年で5年目になります。 今年は、出品参加者12名の作品のうち6作品の軸装を。 

今回、< 極彩と墨 > のテーマ。 『 この方が墨画を描かれるとこうなるのか・・。 』 例年とまた違う楽しみが。
彩色の方も< 極彩 > とうたわれているからか、際立つ色彩・箔。 全く同じモチーフを岩絵具と墨で描き並んでいる作品も。

なぜ、これを描かれたのかを作家にお聞きするのも楽しみ。 旅先で目にした感動・・・わが幼子が描いた画に触発されて・・・家族の日常の姿・・・愛しい老猫・・・自然への思い・・・目にした風景に自身のこころを重ねて見えてきたもの・・・。  もちろん何もお聞きせず見つめて生まれる感情を楽しむのも、とてもいい時間。お聞きすると限定されるというのも分かってはいますが、それでもお聞きする楽しみもあります。

作家ご自身が私どもの京都自宅工房に画を持参され、100反も200反も裂地を転がしながら存分に悩まれて完成した一幅。    一扁。 

お寺の玄関・座敷・会館に飾られた大阪会場。  京都会場は白い壁面の画廊 < Art Spase  MEISEI > 。
見え方がまったく変わる事と思い、楽しみにしております。  7月28日(火) ~8月2日(日) 

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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