海の絵巻。

辺りの雪をみながら浜田道を走り22日帰山、23日 ご門徒・浜村むつ子さんの満中陰法要。
家族・親族のみなさんの大きな声でのお勤めが印象的なご法事でした。 お歳を召した方も中学生のお孫さんも。

京都ではほとんどありませんが、こちらではお勤め後の会食に住職もご一緒させて頂いております。お招き頂いております。

車で7~8分移動して海のすぐそば 『 はりも荘 』 へ。
玄関ロビーを通り、海を眺めようと窓際に寄ると、面白いものが。  以前からここには画・書・焼き物がギャラリーの様に並んでいるのは知っていました。 かわいらしいお地蔵をモチ―フにしたものが多かったのですが、次第にバラエティー富んできた様子。 来る方をこころからお招きしようとの亭主の力作が並んでいます。

『 ほほ~、これは和紙をロールさせて物語が・・・。 』 右手前のレバーを回すと巻きとられて物語が進みます。 終われば反対に巻きとっておくわけですね。  海を見ながら波音を聞きながら 『 海の物語 』 。 ご亭主のオリジナルでしょう。

わが町内は 《 石州和紙 》 の産地。 その和紙を使った様々なオブジェに溢れるロビー。 通路・部屋にいたるまで飾られています。

和紙を 海を誇りに思い、この町を誇りに思い この町を愛する 方々の熱きオモイを感じました。 

大きな窓一面に広がる日本海を眺めながらの会食。 むつ子さんのお話、農作物とイノシシのお話。 遠くにおられるお子さんのお話、何代も前の昔話・・・・。  和やかな時間が流れていきます。

 

西蓮寺十七代住職釈知浩   古書画保存修復師

山に囲まれ狸がお参り・・・
そこにあなたも仲間入り・・・
   ようこそ ようこそ。

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