明顕寺 遠忌法要。

11月4日、益田市大草・明顕寺さま 『 宗祖親鸞聖人750回遠忌法要 』。
前日当日共に快晴、爽やかな日。 沢山の方のご参拝、賑々しくお勤まりでありました。 

随分以前から、法要の係 ( お手伝い )  を仰せつかっておりましたので、当日までに何度か打ち合わせに伺っておりました。 信頼して下さってあるという光栄な事であります。
10人の法中、6人の奏楽僧侶の控え間・動線等。 そして何より法要勤行の差定 ( 次第 )  打ち合わせ。
ほとんどご当山のご意向とはいえ、係の者として十分に把握しておき 何かの時には機に応じて対処せねば・・・と心しておりました。

お勤め開始15分前位に出勤衣体を着けられた僧侶の方々、並びに笛・鼓を奏す奏楽員の方々を前に 『 差定説明 』 ( どこで音を入れていただくか、どのタイミングで動いていただくか、誰がどうしていただくか、そして座順にいたるまで・・ ) なる正式手順を行うのですが、これが中々に緊迫した空気であります。 むろん皆さま真剣に聞いておられますし、分かりにくい事・言い間違いあらば スルドイお声が帰ってきます。 楽の事を殆ど知らない未熟者が、専門家を前に・・・。   夢にも出てきました ( 苦笑 )

荘厳が整った事を確認し、差定説明も心優しき皆さまのご協力で乗り切り、法要がはじまりました。 

午前は 『 宗祖讃仰作法 』 、午後は 『 宗祖讃仰作法音楽法要 』。  数年前に制定され、ほとんどの法中が慣れておられないのでは・・と少々心配しておりましたが、申し訳ありません、浅心者の心配でした。           導師・明顕寺かおりさんのもと、実に美しいお勤めでした。 

CDで何度も聞きましたし、本願寺の遠忌法要でも耳にしておりましたが、立派であっても何やら( 遠い感 ) がありました。
この日 『 ああ・・こういう美しいお勤めだったんだ・・ 』  とはじめて思えました。

実に実にこころに残る、尊い一日でございました。      ありがとうございました。

そして、大遠忌法要勤修。 誠に おめでとうございました。

西蓮寺十七代住職釈知浩   古書画保存修復師

山に囲まれ狸がお参り・・・
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   ようこそ ようこそ。

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