10年後くらいに当番か?

8月28・29日の両日、三隅組講習会に参加。 毎年夏の終わりに開講される100年以上の伝統ある学びの会。
今年の会場は益田・西楽寺さま、講師は国史学の中川洋子師。  講題は 『 真宗と現代 -グローバル化の中で考えるー 』 。

歴史の中の真宗という視点から、資本主義のはじまる西洋近代・帝国の時代・戦後史の諸問題と真宗と 二日間こころあつい講義を頂きました。   今まで学校で学んだり報道映像で見ていた歴史の一点一点が、線にも面にも感じられるお話。   そのお話をされながらも、親鸞聖人に学ぶわたし達に 常に問いを投げかけ続けておられるように受け止めました。 

とある歴史上の人物の話をされた中で 『 何もしない・何も決断しないという選択の決断は、その状態を変化させないという事にはならず、後を 誤った一歩・・数十歩を歩ませてしまう事になる 』  という言葉が 最も残った言葉です。

講義には組内僧侶のみならず、山口・広島からの聴講 門徒さまの聴講。  西楽寺ご住職・川本義昭師の呼びかけでありましょう、多くのみなさまとご一緒させていただきました。 

とても大事な二日間を頂きました。  組内役員・西楽寺ご住職坊守さま・総代さま・ご門徒さま方、ありがとうございました。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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