遠くに鶯の声。

3月21日・西蓮寺 彼岸会法座。
暑くもなく寒くもなく 、経典に説かれてある浄土( 彼の岸 )の如き頃・・・とは言いながら、早朝には霰に驚かされる寒い日となりました。    山の上の方はなおの事、浜田道・旭~千代田間は冬用タイヤ規制が。 ほとんどの方が「 もう、大丈夫だろう 」とノーマルタイヤに履き替えられていたはず。  折角の連休休日に困られた方が多いであろうと。

その寒い日の寒い山寺に朝からお参り頂き、共々に仏法の一日を頂きました。  ストーブに火鉢。 温かい火がご馳走です。   この度用意した、ちょっとショッキングな 『 九相図 』 の画資料をお配りして、お話をはじめます。

『 < 生きている > と< 生きていく >はちがう 』 との言葉に思う事を お話させていただきました。 
さてさて、わたくし自身。 まだまだ学ばせて頂かなくてはいけない、と思わせて頂いた春・彼岸。
で、ありました。 

ご参詣、誠にありがとうございました。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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