牛の糞。

さすがに寒い西蓮寺。
京都ではひと冬の間、ストーブ無しエアコン点けず、暖房といえばホットカーペットの上にヒーターを外した炬燵のみ。
『 この家では、外から帰ったら家用のジャンパーに着替えるんですねえ。 』 と友人が笑うので、はじめてこの家は寒いんだと気付く様な生活。       それもこれも西蓮寺という、雪の降る外と同じ位寒い山寺で育ったせい( お蔭? )と思っておりますが、いやいやどうして さすがに寒い西蓮寺。

消し炭を入れる掘り炬燵のみの山寺。 客人があればさすがにチョッと ストーブを点けてサービス?。  炬燵のないところで来年度カレンダー・法座案内配布等の事務仕事をしつつ、気付けば手の甲が紫色。  こすりこすり。 あるなら点ければいいのに・・・貧乏性か・・。 アホですねえ。

午前中には牧場に行って来ました。  車で10分位走ったところにある《 松永牧場 》。  大規模に和牛を飼育されています。 畑に撒く「堆肥」が欲しいと老母がいうので、いつも何かとお世話になっている三浦さんが軽トラを用意して下さったものに同行。  市販のものより随分安価だと紹介くださいました。

ふたりで20袋をトラックに積み、お寺に持ち帰り ヨイショと下ろし、6袋は裏山の畑までウントコサ・ドッコイショと運び・・・・。    普段 力仕事も運動もしていないわたし。
『 ご院家さん、足がフラフラで。 』 (笑) 
『 そりゃ、普段 数珠より重いもの持ったこたあ無いけえなあ。 』 (笑)
と、 畑ですれ違いながら。

まあ、あの時間は 寒くなかったですが。
明日 また 寒いここから、寒い京都へ 走ります。
ありがとう! 三浦さん。

西蓮寺十七代住職釈知浩   古書画保存修復師

山に囲まれ狸がお参り・・・
そこにあなたも仲間入り・・・
   ようこそ ようこそ。

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