『 キャメロン 』。

早朝、バイクに乗り袂をはためかせて 宇治市・伊勢田までお参りに。
車の少ない道を選び、伏見・向島の田んぼの中を突っ切って走る。  風、実に心地よし。 

『 ん? あれは・・。 』 
まだ刈り取られぬ黄金 の田んぼに並ぶのは・・・・・・。近づくと やはり 《 案山子 》。

ズラリと並んだ 《 案山子 》 たち。 
『 なぜ、ここまで並べてあるんだろう・・。 』 

バイクを止めて近づくと、それぞれに違う表情のお歴々。    しかし、お世辞にも・・・・。
『 小学校のイベントか何かで作ったんだろうか、 いや。 子供たちならもっと面白く作るはず・・。 』  ( 失礼 )

『 キャメロン? 』    ・・・ 『 キャメロン?

』    ・・・・・・         『 まさか、デイアス? 』    いや なぜ、これにその名札を?

京都の田んぼ、奥深し。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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