狭き< 工房 >にて。

昨日今日といつにないお客人の数々。
今年も 《 日本画の試み展 》  出品作品の表装に携わらせて頂く事となり、2日間に分けて8~9人の画家が作品持参で来られ、裂地選び・寸法決め。





思っておられるイメージをお聞きして反物を広げて見て、そのうち こんなのはどうですかと全く違う印象のものを広げて見て、悩みに悩まれて・・・。

ひとつの裂地が決まるとそれに合わせる裂地を探し、それも決まると横寸・縦寸を考え ( 少し変えるだけで随分変わります )  それも決まると次は軸先をどうするかと・・・。    早く決まる方で2時間半、悩まれる方で4時間。

どれひとつ同じ裂地のなく、さまざまな切り継ぎデザインのものになりました。
後は お預かりした私が しっかり 仕事するばかりです。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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