《 龍図 》。

以前からの知人、韓国の画家 《 朴 善花 》 ( パク・ソナ )さんの墨画。
高山地方のある神社に納めた画の< 原画 >軸装の依頼。  神社に納めたものは金箔上に墨で描いたとの事でしたが、これは シッカリした厚手の和紙に描かれてあります。   両手を広げるほどのかなりの大きさ。

寺院の装飾にも龍はよく描かれてあったり彫られてあったりしますが 、神社にある龍は意味合いが少し違うかと。  神社、特に稲作中心の地方の神社は 豊作を 《 祈る 》 場所との認識があるのですが、そうなると、< 水 >・< 雨 > の象徴 ( つかさどる? ) としての 龍 が大事にされている様に思います。

仏教では、仏法を讃え ・護るものとしてある・・・・・・と思います。    

それにしても、この夏の暑さと大雨の被害・・。

人間の思いどおりにはなりません ・・・・自然 も 。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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