≪ 化生童子 ≫。

 表装を習いに来られています。
かなり以前にしばらく通われていた方、今は京都の某美術大学の日本画教授ですので、
お教えしていると言うより、共に可能性を学び合う という感じでしょうか。

 大学が夏休みのこの時期、集中して来られる予定。  今日はご自分の作品と自作の「 揉み紙 」・イタリアで仕事されていた時手に入れられた紙 ( でしたっけ? )等を持参され切り継ぎです。                

  色々な事を話し合いながら次第にカタチが見えてきます。

 それにしても可愛い画です。 中国・敦煌にある画の模写作品との事ですが、少女マンガか今風のイラストの様な画、≪ 化生童子 ≫。   

 胎生でもなく・卵生でもなく・・・浄土の蓮の華の中に < 生まれる > 様子が描かれた画ですね。      何百年の前に描かれていた画ですよ。

     カワイイですねえ。

まだまだ しばらく 学び合いの日々が続きます。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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