『 ほ~。』。

 お参りに行った修吾さんの家の座敷に、ミカン。 < 炭 >のミカン。
『 義朝さんが焼いてつくってくれた。 』 ( 源の・・ではありません。 )   
『 ほ~。 スゴイですねえ。 』

 勝典さんの家に飾ってあった画。
『 中3の娘が描きました。 』
『 ほ~。 いいですねえ、好きですよ。 は~。 』

 繁さんの家の床の間に掛けられていた軸。 父の書。
『 梵聲悟深遠・・・書いてましたねえ。 う~ん、親父らしいですねえ。 』

 ここ数日のうちに色んなお家で、色んな素晴らしいものに出会いました。
ひとは、思い入れを持って≪ 飾る ≫楽しみをもっています。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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