
想像してみて下さい。
西蓮寺に帰山途中、大田市大代町の明円寺さまに立ち寄る用あり。
地図で最短距離を調べると、中国道≪ 三次 ≫IC を降りて日本海側・大田市に向かう道が。 ( みよし・・と読みます ) ICを降りて、中古車に付いていた古い< カーナビ >の言うとおり走り始めると、ドンドン細い道へ・・・。
鉄道マニア好みの≪ 三江線 ≫が走る川沿いの道。 一台が走る幅のみで、対向車が来るとどちらかがバックしてすれ違いながら・・・。 来るなよ、来るなよ・・と願いながら、心臓に悪い走り。 すれ違うドライバーの目が、『 なんで お前がこの道走ってるんだよ。 』 と言っています。
途中、我慢できず< カーナビ >に謀反をおこし、川を渡って違う道へ。
少々反対方向へ走って、やっと 安心できる道発見。
・・・『 道の幅も教えてくれよ・・。 』 と言いながら、約束より1時間遅れで到着。 すみません。
『 どの道で来られました? お教えすれば良かったですねえ。 』
穏やかなご住職、綺麗な坊守さま、『 こんにちは!』と次々挨拶に来てくれる元気な子供さん達。
庫裡から見る緑溢れる庭、『 舞台ですねえ。 』と言葉がもれた≪ 浄土変相図 ≫のような本堂。
しまった。 何一つ写真を撮らせて貰っていません。