南へ走る。

 

 行って参りました、和歌山・御坊市。
清水氏の書展は盛況です。          ジックリ ユックリ 味わえる様にと、< 十六羅漢詩 >屏風の前には椅子が。         僧侶・念仏者の展であるので、正面中央には 華の供えられた < 六字名号 >軸が。  阿弥陀如来を < 十二の光 > に喩え讃えられた、十二幅の掛け軸。     屏風も軸も額も 書の美しさだけではなく、書かれてあるひとつひとつの作品が 法話のように語りかけています。

  会場を後にし せっかくここまで走ってきたんだからと、少し足をのばして < 日の岬 > まで行ってみます。

 往復350km。  京都の御人、2人をお連れする車内は穏やかな会話が続きます。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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