夢みる屏風。

 このところ < 屏風 > に振り回されていました。
和歌山の僧侶で書家の清水正宣先生が、5月中旬に地元の市民会館で大掛かりな個展を開かれます。

先生のライフワークでもある < 十六羅漢 > 詩。    それぞれのお方のエピソード・特徴を ご自身で < 詩 > にして、筆をとられました。   二曲もあれば、四曲もあります。

いったい全部仕上げる事は出来るんだろうか・・?        朝から晩まで取り組み、夜は夢にまで作業していました。       ・・・・・なんとか、      なんとか、先が見えてきました。

 そこで、お誘いのあった個展に行って来ました。
< 大井民夫 >展 ( 俵屋画廊 )。       桜、桜、桜・・・・また さくら。

 飾られているのは、日本中を歩いて描かれた 桜 のみ!

と言うことは、感のいいお方は もう お分かりですね。

    そうです。 次から次へとやって来る人達による ≪ お花見・大宴会 ≫ 状態。
  
 先の見えない < 屏風の恐怖 > から解放された事もあって ( 作業はまだまだ続くにしても )、
撮った写真は ブレたものばかりです。    

     おかしいですね・・・まるで 酔っ払いが撮ったような・・。

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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