
ワイン持って来てくれた人に・・とか。
先日立ち寄った < 石州和紙会館 > で求めた < 手漉き・インクジェット用和紙 >。
家庭用プリンターで使用できるA4サイズです。 なかなか和紙の風合いのあるものが無かったのですが ( あっても ぶ厚すぎるとか )、これは実に良い感じです。 楮のものと、それより薄い三椏のものを買いました。 ・・・・一枚・420円・・・た・高い。
和紙特有の<耳>もあり、さてさてどう刷り上がるか ・・・試してみました。 ほう・・いいですねえ。
さて、ここからが本番。 裏打ちです。 霧を吹いて、水分の多い糊を引いた裏打ち紙を叩き込む
と インクが散って目も当てられない状態になるはずですが・・やってみましょう。 やってみなけりゃ解らない! おお!
ほとんど散らぬではないですか。 と言う事は、 < 掛け軸 > になるという事です。正式な方法での < 軸 > に。 もちろん水分を使わない < 機械表装 > には全く問題ないですし、額装は言わずもがな。 洋紙のようにツルッとしていなくて、和紙独特のふんわり・ザラっとした刷りモノが 正式な軸に成りえるわけです。
おそらく レーザープリンターなら 色散りは全くないでしょう。 三椏紙がいいですねえ。 この薄さのものは中々ありませんでした。 最初の本紙が薄くないと、裏打ち紙を重ねていった時、巻き下し出来ないシロモノになりますから。
・・ちなみに これに使った画像は 我が家に今掛けてある 珉君の画の一部分をデジカメで撮ったものです。
ゴメンね、珉君。 勝手に < お試し > に撮ってしまいました。
ああ・・でも、どう?
今度 個展するとしたら、この和紙に 作品の一部分を刷ってプレゼントするっていうのは。
もちろん 全ての方には無理でしょうが・・・・たとえば・・。