
ブータン。
帰京する途中で地元・三隅町にある < 石州和紙会館 >に立ち寄りました。
今日の朝刊に < ブータン展 >開催中との記事があったもので。
1987年から三隅町とブータンの交流があるには知っていました。 何人もの方が < 和紙漉き >を学びに来られ滞在されていました。 三隅の手漉き和紙職人もブータンに出向き、技の伝授に力を注いでおられます。
産業の少ないブータンに、楮・三椏に近い植物があり 和紙?漉きの可能性を 国が感じられての事でしょう。
ブータンで漉かれた紙も数種類ありました。 目にとまるのは チベット仏教で馴染みのタンカです。日本の掛け軸の源流ですね。 裏が和紙でなく、裂地です。
これなんか、いいものですよ。( 下写真ですよ ) ビックリしました。 古いものですねえ。 アップも撮影。
経本やお弁当箱、もちろん 衣装もあります。 沢山の方に見て頂きたいですが、島根は ちと、遠いですか・・。
そういえば昨年 国王が訪日の際、東京での晩餐会に三隅町の代表者と和紙職人が 国王からの招待を受けて出席されたそうです。 報道のように < しあわせの国 >かどうかはよく知りませんが、報道はされない事から大事にされているものを感じました。