霜のおりた寒い日。

  大晦日。 西蓮寺本堂・庫裡、新しい年を迎える準備 ほぼ整いました。
夜中に走り続けた弟も早朝帰って来て、掃除に荘厳にと走り回ってくれます。  心強いことです。

 何もしなくても 新しい年は明けるのですが、暦と時計を持っている動物にとっては やはり特別な思いで迎えます。     ・・・今年を振り返る   ・・・・新しい年は どうか穏やかであれと願う   ・・・・自分も確実に歳月の流れと共にありと感じる ・・・・。

 暦と時計を持っていない動物や植物は、この日の明け暮れを どう感じているのでしょう?

     『 どっちがいいか わかりませんよ、にんげんさん。 』     

な~んて 言うでしょうかねえ。      何にせよ、親が迎えてきた様に あれを出し・これはここに・これはこうして・・・と準備しています。     止めてしまえば 実に簡単に止めてしまえる事は多いのですが、そうすると 二度と後には戻れない・・・そんな気がしています。   みなさんはどうですか? 

 さてさて、 どうか よい お年を!        栗山 知浩
 

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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