『言って廻ってるからだろ!』

 西蓮寺の坂を下り、はじめてのカーブへ差しかかると毎年秋に楽しませてくれる樹々。       そのたもとで見送って下さっているお地蔵さま。
 見送られて海の近くへお参りに。
ご主人・奥様・娘さん、そしてご友人の奥様方が3人。  お家の報恩講です。  ご友人もお参りとは嬉しい事です。普段のお付き合いのあたたかさが見えるようです。

 私のためにと、薬投与中のご主人が疲れる身体をおして漁に出て下さいました。
お土産にと、ピチピチの≪ イカ ≫に、お手製≪ イカ飯 ≫。
 美味しそうでしょ?      美味しいんです!

≪ イカの塩辛 ≫まで頂きました。 明日午後には京都にむかうので、持って走ります。
漁師の漬けたイカの塩辛・・・・・わたしだけでは勿体無いので、京都の気のおけない酒呑みに 『 どうだっ! 』
と振る舞いましょう。       娘さんからは、ここの地酒・地焼酎を頂いてしまいました。 皆々様、ありがとうございます!

 ・・・・・どうして みなさん、私が好きなものをご存じなのでしょう?  愛されるお坊さんだからでしょうか、お地蔵さま? 

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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