
預かり物と自分の物の違い。
< 第8回 現代日本画の試み展 > 7月5日からですが、明日 夕方 搬入です。 いよいよ。
いよいよ・・・・何が いよいよか? 軸装出来上がって 納めるまでの軸が我が家に滞在しているんです。
5幅はお渡ししましたが、まだ5~6幅を 明日 画廊に持参し納めます。 大事な軸は、出来上がったらなるべく早く納めたいもんです。 火事とか 何とか、何が起こるかわかりませんから。
しかし、掛けられる様に出来上がっても そこから まだ 一仕事、ふた仕事 あるんです。 掛けて しばらくして巻いて しばらくして 掛けて しばらくして巻いて・・・・・ 掛けていて曲がりや反りのクセが出始めると、 巻いて見たり 裏を擦ってみたり・・湿度の国・日本に耐えうるモノに 躾けていく作業時期が必要です。 躾がある程度終わってから 納めるわけです。 ここで時間がかかるわけですね。
そして又しかし。 預かっているものです、 出来上がったなら 早くお渡ししたいです。 今回も 躾けながら ドキドキしながら 明日の納品・搬入を待っていたわけです。
明日、会場に掛かるのを見終えたら 明後日から 島根・西蓮寺に9日までいる予定です。 ホントは ずっと 会期中、いらないと言われても 会場にいたいんです。 ようは無くともいたいんです。 見つめる人を見つめていたいんです。 ・・・残念です。