またまた 自分勝手に気づきます

 やっと お約束の <金 珉>氏の新作を アップしました。
韓国での個展 <いや、オープニングのテープカットまでされてましたから 展覧会 ですか> の為に描きあげた作品です。  あれ?この仏様 お顔が大きくない?って 家族がいいました。

 そうなんです 韓国のお寺に安置されてある ご本尊は、日本の仏像を見慣れている 私達にとっては、少し お顔が 大きく思えるんです。   日本に佛教が伝えられた当時の 仏像は別ですが。

 以前、韓国のお寺にお参りした時 珉さんに質問しました。    『 お顔とお身体のバランスが 日本と違うよね? 』     『 そうです。 人々に親しみやすい様に 次第にそうなってきた歴史があります。 子供の身体のバランスに近いですかねえ。 』 ってことでした。

 インド・タイ・アフガニスタン・・そういえば ガンダーラ佛にしても、形造られた土地の人々 民族の顔に似た 仏様のお顔ですね。 西洋に近くなると 掘り深くなっているような・・・大きさのお話とは 少し違いますが。
 
 ともあれ、珉さんのお蔭で 私が軸装した数々が、海を超えて 沢山の方の目に触れているわけです。
光栄に思います。     もちろん 画が中心であるのですが 画と共に、 それを装っている表装も ひとつとなって目に入ってくるものとして < いいなあ。 > と 思って頂けたら、嬉しいですねえ。
・・来場の方の おひとりおひとりと お話してみたくなります。
       ま。   出来たら、いい 褒め言葉のみ お聞きしたいもんです・・・・なんて 勝手な独り言。 ははは

西蓮寺十七代住職釈知浩

古書画保存修復師

緑に囲まれた山寺

  春 鳥の声、 夏 蝉の声
   秋 虫の声、 冬 雪の声
 
     ようこそ ようこそ 

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